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未決済ポジションの偏りをトレードに生かす
未決済ポジションはどこかで決済されて、 反対売買が発生します。
その場合、どこかで買い戻しや売り戻しがあるので、そういう通貨を売買の偏りを見て判断する戦略です。
各通貨の比率自体はあまり重要ではなく、比率が増減してピークをつけるポイントが 重要だと思っています。
実際いくつかの通貨の価格の転換点が、 売買比率のピークと重なっているので、 買われすぎ売られすぎは、相場の転換点になるのかもしれません。
OANDAのサイトで情報公開
OANDA JAPANのサイトの「マーケット情報」に、「未決済ポジションの比率」というのがあって、 通貨別に売り買いの偏りを判断することができます。
各通貨の変化に注目して、 毎日データをとってエクセルでグラフ化しています。
このデータは無料で誰でも見れます
注目通貨のグラフです
ドル円(USDJPY)
12月中旬の売り残ピークが、直近高値となり反落していました。
買い残が現在ピークで、売り残が増えてくると反転上昇するかもしれません。
日足ボリンジャーバンドでセンターラインを超えて反転上昇するか注目。
ユーロドル(EURUSD)
2月初旬の売り残ピークが直近高値となり反落中。買い残増えてくると、下落継続するか注目。
豪ドルドル(AUDUSD)
売り残ピークです。チャート上では、週足でレンジ相場の上限で売り仕掛けポイントであり、
上に抜けると上昇加速という、売りと買いの分岐点です。
豪ドル円(AUDJPY)
売り残が増えています、日足でレンジ相場を形成中。現在レンジ上限に位置しており、
売りと買いの分岐点です。
ゴールド(XAUUSD)
緩やかに上昇中です。売り残は順調に増えています、買い残が減った分さらに上昇しそうです。
投機筋先物ポジション(先週現在)
オアンダで、投機筋先物ポジションの推移をみることができます。
ユーロ、円、豪ドル、カナダドル、ニュージーランドドル、スイスフラン、
メキシコペソまで、先物ポジションの傾向を見ることができます。
先週現在の豪ドルのポジションは、買い越しが増加中、上昇を示唆しています。
参考記事:
表の見方:エクセルグラフの工夫で傾向をつかむ
グラフ棒の太さは流通量の多さを表すようにしてみました
太線→細線→点線と流通量が低めになります
グラフで上に行くと買いが増えて、下に行くと売りが増えるイメージです
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